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何をしても許される人間と、何をしても許されない人間 [【コラム】馬耳東風]

みなさま、ご機嫌いかがでいらっしゃいますでしょうか?
2014年12月7日日曜日の夜を迎えました。
今回は、約1週間ぶりの更新です。
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

来週のこの時間帯は、地上波は選挙報道一色になりそうですが、こういうブログサイトを運営している局長は、
「投票に行っても、選挙報道までは見ない」
という選択をしたいと思います。というよりも、毎回この行動をしています。しかし、2009年の衆議院選挙特番だけは見ていたか。
何しろ、
「弱者に自己責任を押し付けるだけの権力者が予定調和的に勝っても、何も面白くない」
ですからね。
「こいつら、また新たな非人道的政策を行うよな」
と感じるのが、現実でしょう。

さて。
今回更新のブログタイトルは、
「何をしても許される人間と、何をしても許されない人間」
人間の部分を、「組織」や「企業」、「団体」と置き換えても通用する話なのですが。
まずは、こちらの記事から。
朝日新聞に該当する記事があって、そちらから引用すると、
「サンライズ・アンチテーゼ(←意味が通じるか不明ですが、日本語でそのまま書くと検索エンジンで攻撃対象を探す輩に見つかると困るので、数十年前の自動翻訳ソフトのような直訳で表現)」
の方々から、
「愛国心を全面に出したご指導」
を頂きかねませんので、毎日新聞の記事を紹介します。

野田前首相:安倍首相を批判「はらわたが煮えくりかえる」(毎日新聞)

このブログらしく、1週間前の記事です。
保守系政党の隆盛が目立ってきて、窮地に追い込まれている某国大統領を支える政党名と同じ政党に所属する前首相。
単なる一市民から、前首相にこういう言葉をお送りいたしたいと思います。

「この国は、権威のある立場にあり続けることが大事。バカ真面目に責任を取れば、再挑戦の機会は与えてもらえないし、第一、再挑戦の機会を得ること、得たことに対して許されることではないという評価が下される」

まぁ、一般市民からこういう言葉が出るという風潮が、
「1年間で交通事故死亡者数をはるかに超える自死者数を数える国」
を象徴していると思います。
為政者排出政党が、これからも為政者を輩出し続けることができる国である以上、
「失敗をする人間が悪い。行政機関や他人に甘えるな」
という
「自己責任追求社会」
は、これからも続きます。
↑これだから、市民の知恵で、家族や地域の「助け合い」や「絆」が生まれたんじゃないかと思うのですが。

格差社会と言われていますが、日本の社会全体に
「何をしても許される立場と、何をしても許されない立場」
というものが存在していると言わざるを得ないでしょう。
それを政治の世界で表現すれば、今回ご紹介した記事の政党になるのでしょう。
片や、報道の自由どころか、市民の会話までも監視される方向に暴走するであろう法律を強引に成立させても、許されるどころか賞賛される組織。他方、稀に見る自然災害の発生にて、日本の技術力を支えてきた業界に壊滅的打撃を与えること必至な対応を行ったがために、「メディアを含めた兵糧攻め的倒閣運動で政権を失った」組織。

「市民を徹底監視する社会を構築する組織」は賞賛され、
「今までの日本のあり方を考え直そうとした組織」は退場を命じられる。

バブル経済崩壊以降の経済運営の失敗を、直近のわずか数年しか政権運営をしていない組織にすべて押し付け、政権を取られる前の行為に無責任を貫く姿勢が美しいのか?
それとも、政策実現のために「自死」を選んだ姿勢が悪いのか?
古式ゆかしい日本的伝統文化では、
「責任を取ったものが全責任を負う」
のでしょうね。
だから、
「自死者を減らす対策を、為政者排出政党は考えない」
のでしょう。
ある意味、自死者(自死者予備軍)を
「為政者排出政党に対する非信任者と同義」
と捉えているでしょうから、
「他の政党を勝たせる人間を生かしていても意味がない」
のかも。

そういえば。
>「民主主義国家返上への岐路となるのか?」
というタイトルのブログも書かなくてはならなかったですね。
なんとか、選挙当日までには頑張ります。
が、予定は未定。一般人なだけに、書けなくてもご容赦を。

それでは、2015年が人権的に安心して暮らせる社会となることを願って。ごきげんよう。

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