SSブログ

「さよなら民主主義」と嘆く約22時間前 [【コラム】馬耳東風]

みなさま、ご機嫌いかがでいらっしゃいますでしょうか?
2014年12月13日土曜日の夜。
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

前回の更新が月曜日の事でした。
新聞各紙の選挙予測は、ゴマをするわけではないが、為政者排出政党の大勝利を伝え続けていますが、まぁ、元々が
「為政者の権力強化実現のための解散」
だったので、為政者は
「してやったり」
でしょう。

さて。
前回の更新で取り上げました新聞記事のリンクですが、それに関する感想でも色々と。

安倍首相:「圧勝と言われ大敗したことも…」優位報道警戒(毎日新聞)

かつての政治家のイメージとは大いに異なる現在の為政者。
何しろ、この記事
衆院選:自民 テレビ局の選挙報道で細かく公平性要請(毎日新聞)
で取り上げられている生放送番組での激怒(というよりも、一種の泣き言?)で、若者たちが中心の支持層に、「為政者を一生懸命に支えるぞ!」と誓わせるわけですから。
強力な権力を有するにもかかわらず、
「みんなのために頑張っている私たちは、今とても危うい状態にある。だから助けろ」
とメッセージを出し、支持行動を起こさせる。
支持行動を起こす人々が生まれる前に社会を乱し、生きる希望を得られぬ社会を形成した組織を、生きる希望を得られぬまま生きてきた人々が支えているのですから、
「騙されるのもいい加減にしろ」
でしょう。
「知りたい事柄を自分で調べる」
まではしていても、
「それに対してウラを取る」
事まではしない世代なのだから、仕方ないかもしれませんが、仕方ないでは終わらせられない社会になりそうなんですよね。彼らの行動によって…。

次は、
麻生財務相:子ども産まない方が問題…社会保障費巡り発言(毎日新聞)

今回は、完全に
「発言が一人歩きしなかった」
ですね。
自宅で読む朝日新聞や、職場で読む中日新聞でも、
「ベタ記事程度で、しかも発言者本人による真意説明付き」
という
「政治家が言葉使いを間違えても、私たちは追及しません」
を、メディアは宣言してしまいましたね。
為政者排出政党は、
「エリート女子キラキラ支援法案」
を考慮しているものの、
「一般的な女性のことは考えていない」
訳ですから、旧来からの
「男尊女卑につながりかねない、女は家庭」
志向を捨てていないはず。
党是と発言(または真意説明)の矛盾を追及することは、十分にできたはずではなかったのか?
こういうことを繰り返すと、
「誰が書いたかも分からない文章でさえも、"ネットで伝えているから、信じる"」
流れになるんでしょうね。

【ご案内】このブログでは、著者の本名を明かしませんので、「事実でないことを事実である」という認識をさせる目的でブログ記事を書いていません。あくまでも、「こういう記事を見て、このような感想を持った」を伝えるブログです。

最後は、コレ。
秘密保護法:10日施行、各地で反対集会(毎日新聞)

日本の文化では、
「反対は敗者がすること」
という認識があるのでしょうか?
権力者は、勝者の証としてなのか
「反対が強いことほど強権を用いて実現させる」
傾向があるように思われます。
そして、
「反対するという行為は見苦しい」
「反対するという行為は不快感を覚える」
という流れから、
「悪法であっても受け入れる」
「悪法を反対する者を非難、罵倒する」
のではないでしょうか?
このような流れが、
「日本人が日本人を殺す」
という表現で表されるような行為になるのではないか?と思われます。
現に、
「国家の役に立たない人間は、自国民であるかないかにかかわらず、国家として考慮しない」
という為政者排出政党の意向が、滲み出てきてますから。
ただ、手を下す人間の論理としては、
「あいつは、純粋な日本人じゃないから」
という意識を持っているんでしょうね。
遣隋使や遣唐使、朝鮮通信使など、アジア各国との交流が古くからあったというのに、
「エンペラー一族のように、現在の日本国以外の人間との間に生まれた子孫は誰一人いない」
と主張できる家系は、日本に一体どれだけあるんでしょうねぇ?
それこそ、手を下す人間に対して、
「それじゃ、あなたは数千年前にさかのぼっても、他国の血が一切入っていない、純粋な日本人なのですね?」
と訊きたくなってしまいます。

今回は、
「今のうちに言えることは言っておこう」
という意識を持ってお送りいたしました。
タイトルにある
「さよなら民主主義」
今の選挙予測通りなら、現実になること確実でしょう。
それこそ、
「ユーラシア大陸東部に存在する、人口10億以上の超大国を支配する政党が憧れてきた統治スタイル」
が完成する事でしょう。

「官僚とともに二人三脚の一党支配」
「資本主義政治による国家の権威を優先とする政治」
「国家に対して結果を出し貢献する外国人を招き、国家に対して結果を出せない、または貢献度の低い自国民を兵糧攻めする社会」

為政者排出政党の構成員、ならびに為政者排出政党を政治献金や国家貢献という形で支える組織や構成員にとっては、バラ色の世界。そうでない人間にとっては、暗黒の世界。これが、
「格差社会の真実」
になるでしょう。

「この不安が現実にならないように」
という意識を持ちながら書きましたが、現実度高いだろうな…。

それでは、みなさま。
「明けない夜はない」
「終わらない冬はない」
という言葉を信じ、耐え抜きましょう。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。