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ブログを書き始めてネタに関して調べ始めたら、2015年のこの空気を生み出す原動力となったといえる女性の名前が出てきた [【コラム】馬耳東風]

みなさま、ご機嫌いかがでいらっしゃいますでしょうか?
2015年2月8日日曜日の夜です。
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。
約3週間ぶりの更新となりました。

新自由主義を崇拝する大多数の西洋人以外は、現状のジャパンの思想や政治的行動を不安視していると思われる昨今(新自由主義に真っ向から対抗した故宇沢教授を取り上げた著書を読んでの感想)。

「賞味期限の切れた牛乳は、いつまで大丈夫か?」

という素朴な疑問を解決するためにネットで検索してみたところ、こういうリンクを見つけてしまったので、今回は、そのリンクをご紹介したいと思います。

人質事件 野党やメディアが政権批判できぬなら大政翼賛体制(SNN(Social News Network)のページが開きます)

小学生がランドセルを背負っている出版社の記事ということで、どういう主張をしたいのかウラを読んでみました。
単刀直入に言えば、
「同じ右旋回でも、大政翼賛は良くない。”一億火の玉、国民総意の右旋回”を目指すべきだ」
なのでしょうね。
記事中で、しっかりとリベラルと左方向を罵ってますから。

しかし、同じ右な出版社からも名前を出されている目ん玉マークのメディア。自ら
「言論の自由の停止を目指す」
ような経済活動をしていて、大丈夫なのでしょうか?

それにしても、リンクを紹介するにあたって、SNN(Social News Network)のトップページを表示させてみましたが、偶然表示されたこの方が突如出てきた頃から、
「一億総経営者思考化」
「格差社会への逆回転」
が始まったように思います。

勝間和代氏「チョコ市場は成熟余地大きい」 健康志向の波も(SNN(Social News Network)のページが開きます)

最近の毎日新聞で一番気にくわないのが、この方の連載があること。
おそらく、
「EXで日曜朝に放送されている音楽番組の司会者に、黛氏を起用しなければならなかった」
事情と同じ、大人の事情というのがあるのでしょうね。
何しろ、この方。職場で偶然に目にしたTXの番組で、声高に
「まだまだ防衛費は少なすぎる」
と主張してましたから。
バレンタインデー対策で菓子業界にゴマをすり、為政者排出政党にもゴマをする。
↑菓子業界って、ユーラシア大陸極東の半島出身者が創業した会社もあるのですが、その会社も利するような行動をしていて、同志から苦言をもらわないのだろうか?

「強きを助け弱きをくじく」
昔なつかし、タケちゃんマンの主題歌じゃあるまいし。

っていうか、放送していたCXの系列新聞社が、まさしくそれを実践してますよね。
とりあえず、名古屋地区では新聞を発行していないから良いけれど、主婦やOL向けのフリーペーパーを発行して、目ん玉アレルギーを取り除こうとしているのが、
「在京民放が制作する平日昼間のワイドショー戦略」
と同じで怖いのですが。

ということで、今回も嫌味満載でお送りいたしましたが、如何でしたでしょうか?
まぁ、為政者排出政党の長と仲が良い、オンライン商店街最大手の会社が運営するブログでは書けないような内容なので、一度は上映を中止したものの、世論の応援で中止を返上した会社のグループ企業が運営するブログで書いてみました。

紙(新聞・出版・文学)も、電波(テレビ・ラジオ)も、ネットも
「一億火の玉社会の実現」
に躍起になっているだけに、権力に命を握られている立場の一般市民は堪ったものじゃありません。

それでは、本当の明るい社会の実現を願って。
次回の更新まで、ごきげんよう。

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マクドナルドは終わった〜日本におけるサービス業の限界の露呈 [【コラム】馬耳東風]

改めまして。
みなさま、ご機嫌いかがでいらっしゃいますでしょうか?
2015年1月20日火曜日の夜です。
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

早速、過激なタイトルで今回のブログをスタートさせてみました。
今回は、先ほど経験したばかりの出来事を土台にブログを進めていきたいと思います。

昨今のマクドナルド。
いろいろと問題ばかりが噴出しています。
というよりも、居酒屋チェーンや某牛丼屋のように、
「ありえない勤務」
を従業員に強いらせて、営業時間短縮や店舗閉鎖といった状況に追い詰められた飲食業と同様の状況に、マクドナルドも転落してしまったのかもしれません。

先ほど経験したばかりの出来事。

【その1】来客確認までに何分かかっているのか?
要するに「いらっしゃいませ〜」の言葉すら、どこからも飛んでこない。
他の客のオーダーのハンバーガーすら、包装紙で包むことなく放ったらかし。
「いらっしゃいませの言葉掛けが待てないなら、そのまま帰ってください」とでも、無言のアピールをしたかったのでしょうか。

【その2】身内に甘い
8分程度待ってようやくオーダーを聞いてもらえたと思ったら、仕事上がりのバイトがカウンターに近づいた途端にレジを開けてオーダーを取る。四大公害病の一つを克服したと自画自賛している東海地方の自治体の、20年前のマクドナルドやミスタードーナツと同じことをしているようでは、まともな客は来なくなって当然でしょう。

【その3】商品の出来上がりが遅くても、番号札を渡さず立たせて待たせる
「出来上がりが遅いのなら、とりあえず渡せる商品を渡して、着席させるのが当たり前」だと思うのですが。3分程度厨房に背中を見せる姿勢で、カウンターで待たせていただきました。

【その4】とにかく店内が汚い
これを指摘されてはお終いでしょう。ファーストフードの店舗で、「臭うゴミ箱」に初めて遭遇してしまいました。テーブルの上には使い捨てカイロが置き去りにされ、座席はグチャグチャ。そういう店舗運営を見透かされているのか、店の外はタバコの吸殻が捨てられ放題でした。

まぁ、
「公害を克服したと自画自賛している自治体と同様の交通マナーの悪さ」
となっている街に立地しているから、接客の質まで似通ってきたのかも知れませんが。
(ただでさえ、10年以上交通事故死ワースト1だというのに、交通マナーがさらに酷くなったら、どうなってしまうのか?)


で。
ここで、今回のブログを終えていたら、単なる愚痴にしかならないので、今の日本から予測できそうなことを一言。

「サービス業が崩壊する」

今の若年層は、明らかに
「人に頭を下げられない」
世代ですから、
「バイトするにも製造業」
だったりします。人に頭を下げる必要もなければ、理不尽なクレームを食らう必要もありませんから(もしかすると、東海地方で顕著なだけかもしれませんが)。

兎にも角にも
「まともな質を維持可能な店員を確保できない」
というのが、日本のサービス業が行き着いた現実であり、終着駅なのかもしれません。

「技術立国」
聞こえは良いかもしれません。ドルなどの外貨をしっかり稼いでくれるかもしれません。
しかし、せっかく稼いだお金も、モノを購入するときに海外の企業に対してお金を支払っていては、外貨を得る意味がなくなってしまいます。それこそ、
「技術立国を支える企業とその技術者たちしか恩恵を受けない」
事態となり、
「モノづくりや大企業、行政機関に近い業界を頂点としたトリクルダウンなど夢物語」
となるでしょう。

最後に。マクドナルドに話題を戻して。
こういう店舗運営しかできない店舗が増えるようでは、日本法人の未来は限りなく暗いでしょう。逆に、
「私たちが求めているサービスレベルを実現できないため、当該店舗を閉店する」
という荒療治を行ってでも、
「ブランドの力の維持を図る必要があるのではないか」
と思います。
公共交通機関のように、運休させないために、従事者のサービスレベルに大きなばらつきがあろうが、勤務させなければならない訳ではないのが、飲食業でしょう。

「良質のサービスを提供できる人材を確保できる店舗のみに経営資源を集中投下する」
店舗数を自慢していれば客がやってくる時代は、終わったと思います。
今は、ネットの時代。嫌な思いをする店舗には、話を聞いただけで行かなくなるものです。

マクドナルドよ。
もう一度、
「いつかは行きたいマクドナルド」
というイメージを抱くことができる店舗運営をして欲しいと痛感します。
「それなりに人口が多い自治体で、中学校の学区単位に店がある状況」
では、明らかに多すぎです。
一時期、価格設定などで迷走ぶりをマスコミに指摘されていましたが、接客レベルの低下は、価格設定ならびに顧客年齢のターゲットが定まらない以上に問題でしょう。

接客レベルを向上させること。
マクドナルドに限らず、サービス業全般の課題でしょう。
接客レベルが高水準であれば、少しの失敗は客が許しますから。
(っていうか、一行前の表現は、一昔前の日本の話かも)

もしかすると、
「こういう程度のサービス業よりも格下に扱うな!」
というのが、
「モノづくり業界の怒り」
となり、現在の
「モノづくり崇高主義」
に繋がっているのかも知れません。

それでは、みなさま。
ごきげんよう。

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「彼らの投票行動」が日本で広まるのは何世紀後の話? [【コラム】馬耳東風]

みなさま、ご機嫌いかがでいらっしゃいますでしょうか?
…っていうか、このブログをご覧いただいていらっしゃる方は、ご機嫌斜めでしょう。私も同じです。

2014年12月15日月曜日の朝。
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

「さよなら民主主義」
ブログのタイトルとしては書いてませんが、約8時間前に痛感しました。
何かの新聞記事を紹介する際に、書きたいと思います。

さて、今回のタイトルですが、
「彼らの投票行動」
って誰のこと?ですよね。
こちらの記事をご紹介します。

衆院選:沖縄小選挙区は自民全敗 辺野古移設へ強い反発(毎日新聞)

「為政者の暴走」
によって、多くの命を落とした地域。
「戦争による悲しみ」
の記憶が、国内では最も強く残り続ける地域。
それゆえに、(取り巻きなどを含む)為政者たちは
「街のいたるところに遺体が散乱するという、従来の戦争観を覆すための新たな戦争の形」
を実際に提示したい。
だから沖縄に固執するのだろう。新たな戦争の形では
「先の戦争のような悲劇は目の当たりにする事はない」
と考えているだろうから。

「基地で潤い、為政者排出政党への忠誠心を持つ」県民も増加しているであろう沖縄県でしょうが、このような投票行動がすべて
「為政者排出政党の安全保障政策のみ否定された」
という
「為政者排出政党にとって都合の良い解釈」
では片付けられないでしょう。

「基地マネー」で潤い、熱心に為政者排出政党を支持する県民の存在は否定しません。
しかし、この投票結果は、
「健全なる民主主義が日本で最も発達しているのは沖縄県」
と表現するに相応しいと感じます。


「人権軽視」で痛い目に遭わされ続けている有権者が、投票行動により意志を表現する。
「本物の投票行動」で投票した沖縄の民主主義レベルに本土が追いつくのは、果たして何百年先の事なのでしょうか?

それでは、みなさま。今回も、こちらのフレーズでエンディングです。
「明けない夜はない」
「終わらない冬はない」
という言葉を信じ、耐え抜きましょう。

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「さよなら民主主義」と嘆く約22時間前 [【コラム】馬耳東風]

みなさま、ご機嫌いかがでいらっしゃいますでしょうか?
2014年12月13日土曜日の夜。
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

前回の更新が月曜日の事でした。
新聞各紙の選挙予測は、ゴマをするわけではないが、為政者排出政党の大勝利を伝え続けていますが、まぁ、元々が
「為政者の権力強化実現のための解散」
だったので、為政者は
「してやったり」
でしょう。

さて。
前回の更新で取り上げました新聞記事のリンクですが、それに関する感想でも色々と。

安倍首相:「圧勝と言われ大敗したことも…」優位報道警戒(毎日新聞)

かつての政治家のイメージとは大いに異なる現在の為政者。
何しろ、この記事
衆院選:自民 テレビ局の選挙報道で細かく公平性要請(毎日新聞)
で取り上げられている生放送番組での激怒(というよりも、一種の泣き言?)で、若者たちが中心の支持層に、「為政者を一生懸命に支えるぞ!」と誓わせるわけですから。
強力な権力を有するにもかかわらず、
「みんなのために頑張っている私たちは、今とても危うい状態にある。だから助けろ」
とメッセージを出し、支持行動を起こさせる。
支持行動を起こす人々が生まれる前に社会を乱し、生きる希望を得られぬ社会を形成した組織を、生きる希望を得られぬまま生きてきた人々が支えているのですから、
「騙されるのもいい加減にしろ」
でしょう。
「知りたい事柄を自分で調べる」
まではしていても、
「それに対してウラを取る」
事まではしない世代なのだから、仕方ないかもしれませんが、仕方ないでは終わらせられない社会になりそうなんですよね。彼らの行動によって…。

次は、
麻生財務相:子ども産まない方が問題…社会保障費巡り発言(毎日新聞)

今回は、完全に
「発言が一人歩きしなかった」
ですね。
自宅で読む朝日新聞や、職場で読む中日新聞でも、
「ベタ記事程度で、しかも発言者本人による真意説明付き」
という
「政治家が言葉使いを間違えても、私たちは追及しません」
を、メディアは宣言してしまいましたね。
為政者排出政党は、
「エリート女子キラキラ支援法案」
を考慮しているものの、
「一般的な女性のことは考えていない」
訳ですから、旧来からの
「男尊女卑につながりかねない、女は家庭」
志向を捨てていないはず。
党是と発言(または真意説明)の矛盾を追及することは、十分にできたはずではなかったのか?
こういうことを繰り返すと、
「誰が書いたかも分からない文章でさえも、"ネットで伝えているから、信じる"」
流れになるんでしょうね。

【ご案内】このブログでは、著者の本名を明かしませんので、「事実でないことを事実である」という認識をさせる目的でブログ記事を書いていません。あくまでも、「こういう記事を見て、このような感想を持った」を伝えるブログです。

最後は、コレ。
秘密保護法:10日施行、各地で反対集会(毎日新聞)

日本の文化では、
「反対は敗者がすること」
という認識があるのでしょうか?
権力者は、勝者の証としてなのか
「反対が強いことほど強権を用いて実現させる」
傾向があるように思われます。
そして、
「反対するという行為は見苦しい」
「反対するという行為は不快感を覚える」
という流れから、
「悪法であっても受け入れる」
「悪法を反対する者を非難、罵倒する」
のではないでしょうか?
このような流れが、
「日本人が日本人を殺す」
という表現で表されるような行為になるのではないか?と思われます。
現に、
「国家の役に立たない人間は、自国民であるかないかにかかわらず、国家として考慮しない」
という為政者排出政党の意向が、滲み出てきてますから。
ただ、手を下す人間の論理としては、
「あいつは、純粋な日本人じゃないから」
という意識を持っているんでしょうね。
遣隋使や遣唐使、朝鮮通信使など、アジア各国との交流が古くからあったというのに、
「エンペラー一族のように、現在の日本国以外の人間との間に生まれた子孫は誰一人いない」
と主張できる家系は、日本に一体どれだけあるんでしょうねぇ?
それこそ、手を下す人間に対して、
「それじゃ、あなたは数千年前にさかのぼっても、他国の血が一切入っていない、純粋な日本人なのですね?」
と訊きたくなってしまいます。

今回は、
「今のうちに言えることは言っておこう」
という意識を持ってお送りいたしました。
タイトルにある
「さよなら民主主義」
今の選挙予測通りなら、現実になること確実でしょう。
それこそ、
「ユーラシア大陸東部に存在する、人口10億以上の超大国を支配する政党が憧れてきた統治スタイル」
が完成する事でしょう。

「官僚とともに二人三脚の一党支配」
「資本主義政治による国家の権威を優先とする政治」
「国家に対して結果を出し貢献する外国人を招き、国家に対して結果を出せない、または貢献度の低い自国民を兵糧攻めする社会」

為政者排出政党の構成員、ならびに為政者排出政党を政治献金や国家貢献という形で支える組織や構成員にとっては、バラ色の世界。そうでない人間にとっては、暗黒の世界。これが、
「格差社会の真実」
になるでしょう。

「この不安が現実にならないように」
という意識を持ちながら書きましたが、現実度高いだろうな…。

それでは、みなさま。
「明けない夜はない」
「終わらない冬はない」
という言葉を信じ、耐え抜きましょう。

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何をしても許される人間と、何をしても許されない人間 [【コラム】馬耳東風]

みなさま、ご機嫌いかがでいらっしゃいますでしょうか?
2014年12月7日日曜日の夜を迎えました。
今回は、約1週間ぶりの更新です。
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

来週のこの時間帯は、地上波は選挙報道一色になりそうですが、こういうブログサイトを運営している局長は、
「投票に行っても、選挙報道までは見ない」
という選択をしたいと思います。というよりも、毎回この行動をしています。しかし、2009年の衆議院選挙特番だけは見ていたか。
何しろ、
「弱者に自己責任を押し付けるだけの権力者が予定調和的に勝っても、何も面白くない」
ですからね。
「こいつら、また新たな非人道的政策を行うよな」
と感じるのが、現実でしょう。

さて。
今回更新のブログタイトルは、
「何をしても許される人間と、何をしても許されない人間」
人間の部分を、「組織」や「企業」、「団体」と置き換えても通用する話なのですが。
まずは、こちらの記事から。
朝日新聞に該当する記事があって、そちらから引用すると、
「サンライズ・アンチテーゼ(←意味が通じるか不明ですが、日本語でそのまま書くと検索エンジンで攻撃対象を探す輩に見つかると困るので、数十年前の自動翻訳ソフトのような直訳で表現)」
の方々から、
「愛国心を全面に出したご指導」
を頂きかねませんので、毎日新聞の記事を紹介します。

野田前首相:安倍首相を批判「はらわたが煮えくりかえる」(毎日新聞)

このブログらしく、1週間前の記事です。
保守系政党の隆盛が目立ってきて、窮地に追い込まれている某国大統領を支える政党名と同じ政党に所属する前首相。
単なる一市民から、前首相にこういう言葉をお送りいたしたいと思います。

「この国は、権威のある立場にあり続けることが大事。バカ真面目に責任を取れば、再挑戦の機会は与えてもらえないし、第一、再挑戦の機会を得ること、得たことに対して許されることではないという評価が下される」

まぁ、一般市民からこういう言葉が出るという風潮が、
「1年間で交通事故死亡者数をはるかに超える自死者数を数える国」
を象徴していると思います。
為政者排出政党が、これからも為政者を輩出し続けることができる国である以上、
「失敗をする人間が悪い。行政機関や他人に甘えるな」
という
「自己責任追求社会」
は、これからも続きます。
↑これだから、市民の知恵で、家族や地域の「助け合い」や「絆」が生まれたんじゃないかと思うのですが。

格差社会と言われていますが、日本の社会全体に
「何をしても許される立場と、何をしても許されない立場」
というものが存在していると言わざるを得ないでしょう。
それを政治の世界で表現すれば、今回ご紹介した記事の政党になるのでしょう。
片や、報道の自由どころか、市民の会話までも監視される方向に暴走するであろう法律を強引に成立させても、許されるどころか賞賛される組織。他方、稀に見る自然災害の発生にて、日本の技術力を支えてきた業界に壊滅的打撃を与えること必至な対応を行ったがために、「メディアを含めた兵糧攻め的倒閣運動で政権を失った」組織。

「市民を徹底監視する社会を構築する組織」は賞賛され、
「今までの日本のあり方を考え直そうとした組織」は退場を命じられる。

バブル経済崩壊以降の経済運営の失敗を、直近のわずか数年しか政権運営をしていない組織にすべて押し付け、政権を取られる前の行為に無責任を貫く姿勢が美しいのか?
それとも、政策実現のために「自死」を選んだ姿勢が悪いのか?
古式ゆかしい日本的伝統文化では、
「責任を取ったものが全責任を負う」
のでしょうね。
だから、
「自死者を減らす対策を、為政者排出政党は考えない」
のでしょう。
ある意味、自死者(自死者予備軍)を
「為政者排出政党に対する非信任者と同義」
と捉えているでしょうから、
「他の政党を勝たせる人間を生かしていても意味がない」
のかも。

そういえば。
>「民主主義国家返上への岐路となるのか?」
というタイトルのブログも書かなくてはならなかったですね。
なんとか、選挙当日までには頑張ります。
が、予定は未定。一般人なだけに、書けなくてもご容赦を。

それでは、2015年が人権的に安心して暮らせる社会となることを願って。ごきげんよう。

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成長分野の企業は、すべてが「自助努力で成長」しているのか? [【コラム】馬耳東風]

2014年11月30日。日曜日の朝です。
みなさま、ご機嫌いかがでしょうか?
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

約2週間ぶりの更新となりました。
本来なら、間隔が空いても1週間までにしておかないとダメだと思いますが。

仕事が多忙だったので、こういう表現を使いますが、
「衆議院が解散したそうですね」

富裕層や大企業勤務の人じゃない限り、毎日毎日を生き抜くための
「サバイバル活動」
をしている状況では、
「政治家や官僚たちが何を企んでいるのか、知る由も無い」
ですよね。

そういう局長が勤務する業界は、いわゆる
「許認可事業」
役所や役所の人間の顔を見ながら、仕事をしなければならない民間企業だったりします。

と、ここまで書いたところで
「脱線トーク」
にします。

元々、この記事は
「民主主義国家返上への岐路となるのか?」
のタイトルで書き始め、衆議院解散の話題も出したのですが、展開上、
「どこかで言いたかったことを言える流れ」
になったので、タイトル通りの話題を切り替えます。

「国債の信用が凋落し、金利上昇したら誰が責任を取るんだ?」
というほどに、
「日本銀行の名を借りて国家が市場経済に積極介入」
している昨今。

「ヨーカイ時計」←意図的に間違えて変換してます
以外に、ヒット商品が出てこない現実(この商品も、万人向けに当たっているとは思えない)。
「この国はモノづくり企業とともに生き抜く」
という為政者排出政党の事実上の宣言とともに、息を吹き返した自動車産業も、広島な自動車会社が
「作家活動がメインなのか、国粋主義的政治活動がメインなのかよくわからぬ、某地方自治体首長経験者」
が、首長時代に行った
「某自動車会社が苦手(?)とするディーゼルエンジン排斥運動」
を真っ向から否定する
「クリーンディーゼル搭載コンパクトカー発売」
を行ったりと、
「自助努力を行っている企業」
もあったりするのですが、自動車産業を見ている限り
「数年前まで行われていたエコカー普及政策」
などの、
「為政者排出政党(というか、役所の考えを為政者排出政党が認めただけかも知れないが)による、自組織支持業界へのご褒美」
に甘えているところは大きいでしょう。

さて。
なんとか、ここまでは強引なる伏字的な表現をしてきましたが、ここからは
「伏字表現をしていては、何の話なのか全く分からなくなる」
ので、商品名を出してしまいたいと思います。

【注】以下、リンクは特記なき場合wikipediaへのリンクです

最近、
「いくらなんでも、利用者が少なすぎるのではないか?」
と指摘される路線が散見されるようになってきた、コミュニティバス。
かつては、
ムーバスが使っているからリエッセ
で、日野自動車のリエッセがバカ売れしました(販売台数という統計データではなく、一般市民レベルの視覚的訴求効果)。

21世紀に変わった頃は、
「正面から見れば10m超の大型バス。バス停に来たら7mの超短尺車」
というものが、いすゞや三菱ふそう、日産ディーゼルからも発売されていてのですが、度重なる
「排ガス規制強化」
で、
「三菱ふそうと日産ディーゼルは(マイクロバスではない)7mカテゴリから撤退」
し、
「いすゞは日野自動車とジェイ・バスを組織し、7mカテゴリから撤退」

ここで、日野自動車が投入したのは
「リエッセよりも500万円も高いポンチョ

ポンチョは、確かに、乗り降り面では便利な
「バリアフリーのノンステップバス」
なのですが、実際に運転している方と会話する機会があるので、何度も話題に出るのですが、とにかく
「乗り心地が悪い(←ポンチョに限らず、ノンステップバス共通の弊害)」
「ブレーキの効きが悪い」
です。
(ただし、ブレーキに関しては、ポンチョに限らず観光バスでも同様な制動の傾向があるということだし、トヨタのタクシー車も効きが悪いというので、「急制動によるお客様への不快感を避ける」という目的で、あえて「まろやかな制動」の実現のための制動力なのかもしれません)

500万円の値上げ。
そのすべてが、導入する事業者にて負担しているわけではありません。
ノンステップバスを導入する際には国からの補助金が出るので、メーカーには希望小売価格の満額が手に渡ったとしても、導入する事業者が事実上負担するのは、希望小売価格の満額全額ではないという形になります。
しかし、導入する事業者の負担が軽減されたとしても、
「コミュニティバスを運行するために、地方自治体が車両導入費用を負担」
した場合は、事実上、
「市民の税金が、リエッセの時よりも余分に支出された」
と言わざるを得ません。
なぜなら、
「ポンチョとリエッセの差額を全額補助するための補助金でない」
からです。

「エンジニアの技術力を崇拝せよ」
という思想の方が、このコラム「馬耳東風」で書いている内容を読んだら
「文系はこれだから」

「人間扱いしないのは目に見えている」
のですが、続けます。

為政者排出政党の経済政策は、極端に言えば
「日本の技術力を金額的上昇で認めることにより、デフレ脱却を目指している」
ということでしょう。
「技術力を有する業界や人間の価値のみ高める政策」
を導入し、
「労働力を全く価値のないものとするブラック企業問題」
を放置する状況では、
「ハイパー富裕層と、消費活動にすら貢献できない一般市民との2極分化」
が進んでいくでしょう。
確かに、
「ハイパー富裕層が誕生すれば、国外から有能な人々が日本に集まり、技術力のさらなる向上が期待できる」
というのを期待しているのかもしれませんが。

ここで、
「さらには、有能な技術者を輩出する理系エリート高校と工業系エリート高校以外、高等学校も生き残れないのではないか?」
と感じたのですが、これは次回以降にします。
(↑工業系エリート高校という、一般的には想像できない表現を出しましたが、わかりやすく言えば、旧制中学を源流とする高等学校から工業系学科を分離独立させて誕生した工業高校を指します。当然、理系エリート高校というのも、どこかで下克上が発生していない限り、旧制中学を源流とする高等学校が該当するんですけどね)


ということで、本来書きたかった内容を書く前に、脱線トークで話題が一つ書き上がってしまいました。
こういうのを、古の人たちは
「便乗値上げ」
って言っていたんだろうなぁ。
「そこまで値段が上がるのはなぜ?」
って。

「民主主義国家返上への岐路となるのか?」
は、衆議院選挙までには書き上げます。

それでは、みなさま。次回の更新までごきげんよう。

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沖縄知事選の結果から〜「トリクルダウン」による経済振興の限界 [【コラム】馬耳東風]

2014年11月16日。日曜日の夜です。
みなさま、ご機嫌いかがでしょうか?
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

またもや、約2週間ぶりの更新となりました。
隔週週休2日という勤務も影響しているかもしれませんが。

沖縄知事選ですが、このような結果となりました。

沖縄知事選:翁長氏が当確 辺野古反対派、安倍政権に打撃(毎日新聞)
沖縄知事選、翁長氏が初当選確実 辺野古移設阻止を主張(朝日新聞)
沖縄知事選、前那覇市長の翁長氏が当選(読売新聞)
革新共闘のツケ、中国の脅威…内憂外患はらむ「砂上の楼閣」 翁長・沖縄県政、多難な船出(産経新聞)

為政者排出政党と対峙する、ある意味
「メディアとして当然の立場をとる2社」
は、為政者たちの暴走を食い止める意味も含めた記事の書き方をしていますが、為政者に近い2社のうちの1社は、系列放送局の昼のニュース番組のように
「ストレートニュース」
として伝えるのみ。
そして、もう1社は
「やれるものなら、やってみな(お前たちの思うようにはならないぞ)」
を宣言するような記事。よくぞ、
「選挙結果が出てわずかの時間に書き上げた」
と違った意味で感心してしまいます。
というか、
「結果が見えていたからこその、前もって準備した地元恫喝記事」
なのかも知れませんが。

さて。
今回更新のこのブログ。
別に
「沖縄県民は、すべての人々が基地に反対している」
という事実を主張するのではありません。
個人的な話題ですが、数年前に失業し、職業訓練校で一緒に学んだ沖縄出身の若者二人(この二人は友人関係ではない)は、そろって
「経済を支える基地をなくすなんて愚かな考えだ」
と語っていたくらいですから。
ただ、
「(若者たちの)曾祖父さんや曾婆さんが命を落とした理由を知らない」
だろうな、と今感じた次第。
まぁ、生まれた時から見たこともない親族なんて
「赤の他人と同義」
なのかも知れませんけど。

ようやく、本題。
「トリクルダウン」
って何?
ですよね。言葉を直訳するような形で説明すれば、
「物体の頂上に水を与えて、流れ落ちる雫が下部に伝わる」
ということになるのですが、身近なところで例えれば、
「アベノミクスが採用した経済浮揚手段」
です。
では、どのような方法でこの手段が利用されるのか?
「公共事業やモデル事業という形を借りて、特定の業種や団体・個人から先に裕福にして、彼らに経済をけん引させる役割を与える」
ためです。
しかし、こういう手法って、先の見えない世の中では全く意味がないんですよね。
「ムダにカネを使っても何も良い事はないから、貯蓄(金融市場への投資を含む)しよう」
になりますから。
こうなると、
「モノとカネが活発に交換(モノの売買)されることにより景気が回復するという一般的な図式」
は成り立たないですよね。

沖縄の経済(というより、沖縄の世論)も、露骨な表現で感想を述べれば
「為政者排出政党により法案可決された沖縄振興政策という名のトリクルダウンで、経済的に潤う層を創生し、為政者排出政党の支持を広げてきた」
という現実で成り立っているのかもしれません。

ところで。
「為政者排出政党王国」
と言われる場所から、こういうニュースが出てきました。

自民岐阜県連:「年内総選挙は異常、大義もない」決議(毎日新聞)

アベノミクスという名の
「トリクルダウン」
が地方を潤すまで至らぬ現実。
「地方で強く都市部で弱い為政者排出政党」
の体質改善(?)を実現するがためのアベノミクスなのか。
「都市部で議席が計算できるまで、地方はまだまだ働け」
という事なのか。

「まず首都が輝かなければならないという帝都志向」
で、日本の地方都市がどれだけ疲弊してきたのか。

こういう現実に対して、為政者排出政党は
「解散総選挙」
という形で人々の意見を聞く模様ですが、勝利したらますます暴走するでしょうね。
「失業者に仕事を」
とか称して
「戦地の後方支援活動に送り込むことを可能にする法案を可決」
するのも十分に考えられるでしょう。
「これからの時代に失業すると、もれなく為政者排出政党に命を差し出す」
事にもなりかねない時代がやってくるかも…。


投票は、
「目先の勢いや勇ましさではなく、自国民だけでなく他国からも(経済的だけでなく、すべてにおいて)信頼される行為をするか」
という考えで臨みたいです。

それでは、みなさま。次回の更新までごきげんよう。

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カジノ法案に関する数週間前の社説 [【コラム】馬耳東風]

2014年11月3日。祝日の夜です。
みなさま、ご機嫌いかがでしょうか?
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

気がつけば、前回更新から半月以上が経過していました。
しかし、今回取り上げるネタで取り上げる日付のように、ネタ自体はすでに見つけていたというのも事実だったりします。

さて。
今回取り上げますのは、カジノ法案に関する社説です。
購読しているのは朝日新聞なので、朝日の社説です。
遡ること2週間前。10月20日月曜日の朝刊です。

(社説)カジノ法案 懸念材料が多すぎる(朝日新聞)

有料、無料問わず、会員ではないと先が読めない状態のページをご紹介するのは、申し訳ないのですが、続けます。
局長の手元には、古紙回収日に雨天だったため自宅に残っている、10月20日の朝刊があるので、当放送局で強調して伝えたい部分を取り上げたいと思います。

「続きはwebで」
ならぬ
「続きは会員登録してから」
に書いてある内容。
ありきたりの
「ギャンブル依存症対策の必要」
「ギャンブル依存症対策が実施されても、それによってカジノが認められるわけではない」
に続いて、国民経済に関する不安を指摘しています。

「1兆6000億円と言われる日本人の個人資産に注目する(カジノによる日本進出に意欲を持つ)外国資本が、カジノによってその資産を得るのではないか?」

この辺り、真っ当な心配でしょう。
日本の場合、長らく貿易黒字を享受し、資本や資産の流出を意識していなかったこともあり、
「海外との経済交流は、日本が必ず儲かる」
という思考の方が多いかもしれません。
しかし、今や日本は
「貿易赤字国」
資源やモノを調達すればするほどに、今まで蓄えてきたものがドンドンと国外へと流出している始末。

「だからモノづくりが頑張っているんだろ?」
と激高される方もいらっしゃるかもしれませんが、
「日本人が有する技術力に崇拝せよ」
というメディアを通じた世論操作が進めば進むほど、
「技術力が儲けにつながらない現実を露呈」
しかねない状況にあると、感じます。

ユーラシア大陸東部の
「少数民族の資源は俺のもの。世界の資源も俺のもの」
という
「完璧な自己中心主義国家」
が、外貨準備としてドルを掻き集めている理由。
単純です。
「為替相場をコントロールできる立場になれば、経済面での戦争に勝利できる」
からです。
今の日本は、
「将来、集中的に円売りを食らう危険性を膨らませながら経済活動を行っている」
状況でしょう。
もしも、集中的に円売りを食らってしまったら、それこそ
「ハイパー円安」
そんじょそこらの一般人には
「ブランド品は雲の彼方の存在」
バブル経済到来以前の日本に逆戻りです。
物価上昇率は、素人の局長としては想像できない上昇率となるでしょう。
賃上げも意味のないものになること間違いなしです。
ただ、さすがに、1970年代後半の国鉄の値上げラッシュのような上昇率とはならないと思いますけど。

外貨準備高の詳細なデータは、一般市民ブロガーでは数分で調べようがありませんが、
「貿易赤字は、基本的に赤字国が自国通貨を相手国に渡す行為」
になるので(だから、ドルがユーラシア大陸東部の大国に流れている)、外貨準備高が減少していれば、当然のように自国通貨安にもなるでしょう。

こうやって考えれば、震災後の貿易赤字に悪乗りして、
「円安は政策によって実現している」
と為政者たちは主張しているようにも、このブログ記事を書きながら感じ始めたりします。

それにしても、この社説。
為政者側のメディアでは決して指摘できない内容だろうなぁ。
指摘するにしても、
「カジノに参入する業者は、純粋な日本企業であること」
という条件をつけるように訴えるんだろうなぁ。

それでは、みなさま。次回の更新までごきげんよう。





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朝日新聞の天声人語に毎日新聞の記事。話が脱線してプロ野球の話。 [【コラム】馬耳東風]

2014年10月18日。土曜日の夜です。
みなさま、ご機嫌いかがでしょうか?
海賊放送局、Radio Performers - FM183 局長です。

先週から12日間の連続勤務も木曜日で終え、昨日は丸一日充電してました。
12日も連続で働いていると、正直なところ、新聞各社のネット記事を確認する時間も体力も気力もありません。何しろ、為政者側新聞社と違い、ポータルサイトに記事が掲載される頻度が低い新聞を確認するわけですから、確認するという意思がないと、分からないのが実情だったりします。

さて。
夕方あたりになってようやく目を通した今日の朝日新聞の朝刊。
天声人語でこういうネタを取り上げていました。

(天声人語)大学はどこへ行く(朝日新聞)

大都市と地方における大学進学率の格差拡大から、学問に関する疑問を提起した平成26年10月18日朝刊の天声人語。最後は、「スーパーグローバル大学」を育てる方針を決めた行政に対して苦言を呈する内容となっています。

ある意味、究極の
「学歴信仰の秩序維持」
でしょう。

まぁ、日本社会でもどこかで見たような光景かもしれません。
「強き者は、先人が築いた伝統を汚さぬためにも、永遠に強く在り続けなければならない」
直球で言えば、プロ野球の世界ですね。
「伝統があり結果を出し続けている者が、永遠に強く、尊敬される存在であり続ける」

しかし、こういう考えを人々に無理強いしてきたことが、
「プロ野球がスポーツ・エンターテイメントとして人々に貢献するのではなく、球団を所有すること自体がステータス」
という現実から逃れられないのではないかと、感じています。

本来ならば、プロ野球というのは
「お客様から頂戴するお金で選手に年俸が払われている」
という意識があって然るべきと思うのですが、選手や指導者になった方々にも居ますよね。
「あの強い球団のユニフォームに袖を通したい」
とか、
「あの強い球団に貢献したい」
と、
「プロとは掛け離れた考え方の人々」
が。
「特定の球団のみが強くあり続ければ良いという状況に陥らないためのドラフト制度」
で成り立つプロ野球でありながらも、
「己にとって不条理な制度を我慢して、子供の頃から憧れたあの球団に入りたい」
では、
「球団格差の存在を積極的に支持し、維持、拡大させていく」
ような考えの持ち主なんだと、思われても仕方ないでしょう。
↑そこらへん、「ランドセルを背負った小学生」を社章(?)とする右系出版社からチヤホヤされている、2013年に日本一、2014年に最下位転落した球団から契約更新ナシといわれて退陣した某氏の行動が露骨ですけどね。弟子をしっかりと「球界の頂点の頭脳役」に送り込みましたから。

と、見事に脱線しました。
なので、このブログ記事のタイトルにも追加しました。
「話が脱線してプロ野球の話」
を。
↑この脱線があるまで、「」で囲んだ文字はタイトルには入ってなかったです


さて、話を戻しましょう。
「スーパーグローバル大学」
の話題に。

結局のところ、
「1980年代後半のバブル経済期と1970年前後のベビーブーマー世代の大学進学を促すために認可された大学を中心に、大学淘汰を意図する政策」
なのでしょう。
「学生を集められない大学には、社会から退場してもらい、国家への負荷を減らす」
というのが、一般的な見方となるでしょうが、問題は、
「国家に役に立たない研究や、国家にとって不都合な研究を行う大学には、政策面で容赦なく介入させてもらう」
という意思表示ともなるでしょう。
「民間と手を組み、金になる研究を行え」
の号令で、今や大学は
「本来民間企業が勝手に行うべき研究活動の補助機関」
になってしまっているのかも知れません。暴言を吐けば、
「大学の存在は、企業よりも格下」
なのでしょう。本来は、学問を極める組織と、利益追求を極める組織で上下関係は見られないはずですが。

とりあえず、ダラダラと感じることを書き続けても、今後のネタが枯渇するので、この場のまとめに入りますが、社会的に
「頂点に立った人間が、己の優位性を感じられないという鬱積から、懸命に立場の低い人間を叩き続けている」
象徴なのかもしれません。出身校が
「国のお墨付き」
をいただいたら、
「気分が良い」
に決まってますから。

そして、
「己が上に立ち続けたい」
という意識の最たる例が、この記事で取り上げられている内容かもしれません。

慰安婦問題:朝日報道 メディアで飛び交う「売国・国賊」(毎日新聞)

「記事のタグ」という機能が、このブログサービスにはあるので、次の文字を付け加えてみました。

「校内暴力」
「いじめ」
「学級崩壊」

「失敗を許さぬ社会」
だからなのか、
「失敗をした相手は徹底的に叩き潰しても良い」
という文化だからなのか。
わかりやすく言えば、2014年のメディアで働く人々って、
「校内暴力の50歳代」
「いじめの40歳代」
なんですよね。
しかも、ゆとり世代と表現される年代の少し前は
「学級崩壊世代(地域によっては、ゆとり世代と被っていたりするかも)」
ですから、
「彼らの育った学校は、弱肉強食の無慈悲社会」
という表現ができたりします。

ゆえに、
「何の抵抗もなく強いものの味方(もしくは己自身が強い存在となる)につき、失敗をしたものに対して何の抵抗もなく攻撃する」
のかも知れません。
「役立たずは攻撃されるために存在する」
という、まるで
「動物の本能」
で動いているかのように。


「読者に考えさせる記事」
こそ新聞の役目でしょう。間違っても
「お国のために何ができるのか?」
から
「お国のためにならない人間を排斥する」
という思想誘導を行うのは、これこそ
「言論の自由の放棄」
です。

「読者に考えさせるとは何事だ!」
という怒りを持つ人々も増えてきているような昨今。
テレビの地上波のデジタル化によって、テレビを持たない市民が増えました。
そのテレビを持たない市民に対して、新聞は何ができているのか。
テレビに対して
「(エンターテイメントに限らず、報道などすべての面で)必要ない存在」
という判断を下している市民ですから、ポータルサイト経由であろうが、新聞への依存は高いと思います。
「国民に何も考えさせず、国家に都合の良い判断を国民にさせる」
という
「プロパガンダ」
ではなく、
「立ち止まらせてでも、大事なことは考えさせる」
存在であることが、新聞(新聞社に属する記者)にとって必要ではないでしょうか?

脱線の超長文ブログ。
この点だけは、更新停止した以前のブログを引き継いだようです。

それでは、みなさま。次回の更新までごきげんよう。

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同県出身者だからこそ許せぬ「悪行」という事か [【コラム】馬耳東風]

2014年10月1日。海賊放送局、Radio Performers - FM183 静かに開局です。

みなさま、ご機嫌いかがでしょうか?
局長です。
今回は、こちらの記事のリンクをご紹介したいと思います。

日本総研・藻谷浩介氏 「安倍政権は経済的な“反日”の極み」

こういうタイトルを見ると、今時の方は
「ここまで我が国を想う方を非難するとは断じて許せぬ!」
という感情を持つのでしょうね。

しかし、今時の大学全入時代に学生時代を過ごした若者と違い、
「大学に進みたくても受験者数が多すぎて、入れる学部がないから経済系学部」
を選んだ私の学力レベルであっても、
「ここまで我が国を想う方を支持する学者連中の経済思想」
というのは、
「要所要所に、精神論や為政者に対する全権委任論がちりばめられていて不気味」
に感じます。

藻谷氏の記事。
普通に経済系学部で普通に経済学をかじっていたら、
「為政者に不都合な、しかも説明されない統計データを分かりやすく解説している」
事が分かるでしょう。

要するに、今、為政者が行っているのは、
「俺の言う事に従わなければ、どうなるか分かるか?」
という、
「恫喝社会」
であること。
そして、
「己を支持する学者などに、政策作成をアウトソーシングし実行している」
事でしょう。

「学者が政治に積極的に参加し、国を振り回す」

学生運動を知らない私には何とも言いようがありませんが、昔の大学に、こういう
「野心の固まりの研究者」
っていたのでしょうか?

ちなみに、藻谷氏。為政者と同県出身という事で。
たしかに。為政者を見ていたら
「郷土の恥さらし」
という感覚はあるでしょうね。
私でも、同じ立場なら、
「同じ山口出身だと名乗らないでくれ!」
とキレるでしょう。





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